前回のエントリで述べたように、Thunderbird 3とApple Mail 4.2は、ともにRFC 2231をサポートしているが、その方法に若干の違いがある。 長いファイル名をRFC 2231でエンコードする際、Thunderbirdは複数行に分割し、Apple Mailは分割しない。下図は、「あいうえおあいうえおあいうえお.png」というファイルを添付して送信した例。Apple Mailがエンコードしたfilenameパラメータには、(図ではウインドウの幅の制限により折り返し表示されているが)改行コードは入っていない。 RFC 2231で複数行にする方法が規定されている以上、1行あたりの文字数の制限が存在するものと思われる。以下に引用するRFC 5322の一節がそれだろうか。 Each line of characters MUST be no more than 998 chara
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