クーポン共同購入サイト運営の「グルーポン」。日本で一躍有名になったのは今年の正月のインチキおせち事件と思うが、個人的にはあまり好みでは無いビジネスモデルなので、いままでよく見ていなかった・・・。米グルーポンは米証券取引委員会(SEC)に申請書類を提出しているが、売上高は急成長しているものの、最終損益が多赤字。参入障壁が低く、競合の追随を許しやすいので原因の一つとされているようだ。 アメリカのアナリストの書いたものを読むと、クーポン共同購入サイトビジネスには未来が無いとしているものもある。実は自分もこれに大半賛成。そもそも安ければ買う、安ければ安いほどいいとこれに執着する客が上顧客かどうかという問題以前に、このサービスを使う店舗にとっていいことが少ないと思うから。 たとえば50%引きクーポンを買った客が新規の顧客ならまだしも、常連がクーポンを買って半額でサービスを受けた場合、次に正価を払って