2016年6月号のオートバイ別冊付録RIDEは80年代大特集!レースブーム、レプリカブームのさなかで、誰もがガンガン攻めて、峠に行くのもフツーだった80年代。ストリートの現場から、そのリアルな状況をお送りします! 昔からコーナーを楽しむライダーはいたようですが、大多数はツーリングルートの途中に峠道を組み入れてサラリと走る程度だったそう。 今と比較するとバイクもタイヤも信じられないほど低レベルな時代だったこともあり、ヒザを擦って走るなんて考えもしなかったとか。 ところが、80年代に入るとコーナーを走るためだけに峠に通うライダーが登場します。 毎年新車が200万台以上売れていた時代。 高性能なスポーツバイクが次々に登場し、ロードレースもブームになり、オートバイ誌「俺のサーキット」を筆頭に雑誌でも頻繁に取り上げられるなど、業界全体のベクトルが『コーナー速いヤツはエライ!』的な方向に向いていたので