批判を恐れず、国民的アニメを実写化する勇気はたたえたい。ただ、それぞれに思い入れが深い“峰不二子”だ。だから40年ぶりの実写化が決まった「ルパン三世」(北村龍平監督=来夏公開予定)に黒木メイサ(25)が抜擢され、ファンの不満が噴出するのは無理もないだろう。 「沢尻エリカにオファーを断られた、仲里依紗の名前も挙がったなんて報道がありましたが、確かに、最も難航したキャスティングが不二子だったそうです。同じ国民的アニメでも、サザエさんを実写化するのとはワケが違いますからね。革のつなぎが似合うダイナマイトボディー。アクションもこなせ、知性も感じさせ、かつミステリアス。ファンが納得する完璧な女優は、まず日本にはいないでしょう」(映画業界関係者) ネット上でも、「黒木じゃないだろ」「だったらローラ」「スタイルなら佐藤江梨子」「壇蜜でもいい」なんてカンカンガクガクだ。 ■イメージは声で決まる と