洋画配給などを中心の業務としてきたムービーアイ・エンタテインメント(株)が4日、破産申請をした。負債額は42億8984万円で、債権者は291名にのぼった。配給面などでの業績悪化に伴い、破産申請を行ったもの。今後同社の整理一切は、保全管理人となる森・浜田松本法律事務所(千代田区丸の内2‐6‐1 丸の内パークビルディング)が請け負う。会社代理人弁護士は、萩原法律事務所の萩原貴彦氏と、フロンティア法律事務所の勝又祐一氏。 ムービーアイ・エンタテインメント(以下、ムービーアイ)は、2000年4月に発足。当時の社名はオメガ・エンタテインメントで、2002年4月に現社名に変更。以降、製作、配給事業などを行ってきた。この間、製作・配給作品として、「HINOKIO」「夜のピクニック」「悪夢探偵」「純喫茶磯辺」などにかかわり、合作として「最後の恋、初めての恋」などを配給。 とくに洋画の買い付け、配給では