December 2, 2023 | Art | casabrutus.com | photo_Keisuike Fukamizu text_Toko Suzuki バンクシーの代表作《花を投げる人》は実はパレスチナ問題を描いた作品です。ガザ地区でイスラエル軍とハマスの戦闘が続く今こそ、バンクシーがパレスチナで活動してきた20年間をおさらいし、作品を通じて訴えてきたメッセージを改めて考えてみたい。2002年にバンクシーに直接インタビューし、『Casa BRUTUS』2020年3月号の特集「バンクシーとは誰か?」では、ともにパレスチナを取材した鈴木沓子さんにご執筆いただきました。 ヨルダン川西岸地区のベツレヘムに描かれた《花を投げる人》。圧倒的な武力を持つイスラエル軍の軍事占領と攻撃に投石で抗議したパレスチナのインティファーダ(抗議運動)をモチーフに、顔を半分隠した男の手に、石ではなく花
11月14日、『The Art Newspaper(アート・ニュースペーパー)』が艾未未(アイ・ウェイウェイ)のロンドンでの個展が事実上中止になったと報じた。 アイは1957年中国生まれで、国際的にもっとも影響力のある現代アーティストのひとり。個展はロンドンのリッソン・ギャラリーで今週から開催予定だったが、直前に無期限の延期が決定された。これに対しアイは「事実上の中止」だと語っている。 リッソン・ギャラリーは、アイがSNSで投稿したパレスチナとイスラエルの情勢をめぐる発言を理由に、作家と話し合いの末、いまは新作を展示するのに適切な時期ではないと結論付けたと発表。「イスラエルとパレスチナの領土、そして国際的なコミュニティにおける悲劇の苦しみを終わらせることに全力を注ぐべきときであり、反ユダヤ主義やイスラム嫌悪とみなされるような議論の余地はない。アイ・ウェイウェイは表現の自由を支持し、虐げられ
演技派の若手俳優として知られる森山未來さん(30)。 文化庁から文化交流使として任命され、去年10月から1年間、俳優業を離れて、イスラエルに暮らしながらダンスを学んでいます。 単身、異国に飛び込んだ森山さんがダンスを通じて得たものとは。 異国の演出家に刺激受けて 森山さんは現在、イスラエルの商業都市、テルアビブを拠点に世界各地で公演を行うダンスグループに所属しています。 地中海に面したテルアビブは、自由な気風や寛容な文化を育み、世界中のダンサーが集まります。 森山さんは、この街に滞在し、この1年間、ダンスの腕を磨いてきました。 「観光地に1週間、2週間、行くとかいうことではなくて、1年間ここに滞在して、そこの人たちと生活して、その人たちと仕事をする。まずは外を知るということが大事だと思ったんです」(森山未來さん)。 森山さんがイスラエルでの活動を考えるきっかけになったのは、去年、森山さんが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く