麻疹(はしか)とは 麻疹(はしか)とは、麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。 麻疹ウイルスの感染力は大変強いもので、抗体(免疫)を持っていない人が感染すると、発症する可能性が高いといわれています。 麻疹ウイルスに感染すると、風邪のような症状が現れ、少し発熱した後に39度以上の高熱と発疹が出てきます。 海外で麻疹を疑われて隔離された例もある 海外では麻疹(はしか)対策に厳格な国もあり、かつて、日本の高校生が修学旅行でカナダへ行った際に、入国した後に麻疹(はしか)が発症の疑いがもたれてしまい、生徒達がホテルから一定期間、全員外に出れなくなってしまったという例もあります。(中学・高校における麻しん対策の手引き(東京都)18ページ) 日本では、平成27年3月27日、世界保健機関西太平洋事務局から「日本が麻しんの排除状態にある」と認定されました。厚生労働省が中心となって、日本全体で取