まとめ 最期の日にふさわしい姿に。エンゼルケア・エンゼルメイクとは 闘病のすえに亡くなる人には、元気だったころの面影をなくしてしまっている人が少なくありません。そこで、生前の姿に近づけて見送りをおこなう「エンゼルケア(エンゼルメイク)」のニーズが高まっています。 「エンゼルケア」で故人らしい姿に 従来、日本では「手を組む」「死に装束に着替える」「顔に白い布をかける」というスタイルの死後処置が行われる慣習がありました。ですが近年では、エンゼルケアと呼ばれる方法が増えてきています。エンゼルケアとは、故人にとってその人の最期にふさわしい姿に整える行為のこと。体を拭いたり詰め物をしたりするだけでなく、故人らしいメイクと故人らしい服を選び、生前の面影をできるだけ取り戻せるよう整えるというものです。 最後の医療として施されるエンゼルケア。近年では、家族や医療者・介護者の心のケアのためにも大切にすべきと
寄稿 父の介護を10年間。私のカイゴ回顧録~それは病気なの?介護状態なの?[後編] 境目がわかりにくい高齢者の病気と介護。その両方を理解している人を見つけられれば、とても 力強い味方になってくれると思います。 「介護」に気持ちを切り替えること 我が家の場合、「胸部大動脈解離」で倒れた父を、看取りを覚悟したうえで看護する、ということから始まったため、いつのタイミングで「介護」という状態になったのか切り替えはありませんでした。 数年たってきっとこれは介護の状態なのだと漠然と理解した気がします。何かが急に変わるわけではありませんが、父の老いを受け入れるということだったのかもしれません。 そして老いるとは、だんだんと体の機能が低下していくことなのだと、振り返った今は思うのですが、当時はそのようなことを意識していたのか、何処で気持ちを切り替えたのかはあいまいな気がします。 増えつづける病状はあたりま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く