大相撲九州場所11日目(25日、福岡国際センター)東大関千代大海(33=九重部屋)が11日目から休場したことにより、この日に千代大海との割が組まれていた西大関琴光喜(33=佐渡ケ嶽部屋)が不戦勝となることが決まった。琴光喜は秋場所でも千代大海に不戦勝していた。 年6場所制になって以来幕内で2場所連続同じ相手に不戦勝するのは初めて。不戦勝制度が確立された昭和2年10月場所までさかのぼっても昭和23年5月場所、10月場所の力道山−前田山しか例がない。なお力道山は翌昭和24年1月場所でも前田山に不戦勝しており、3場所連続を記録している。11日目の取組へ