∞知事は「難しい」 吉村美栄子知事や県執行部らが県選出の与党国会議員に陳情する「県政推進懇話会」が6日、山形市内であった。「事業仕分け」で「廃止」とされた事業を中心に継続を要請したが、道路整備については「優先順位をつけて」などと「逆注文」される場面も。政権交代に伴う陳情で、県は従来の発想を変えた新たな「訴え方」を迫られている。(佐藤恵子) 出席者は民主党衆院議員の鹿野道彦、近藤洋介、和嶋未希の3氏と社民党衆院議員の吉泉秀男氏、民主党参院議員の舟山康江氏の計5人。県側からは知事と副知事、各部長ら計9人が事業の必要性を訴え、県政与党「県政クラブ」の7県議も参加した。 最も議論に時間が割かれたのは道路整備事業。鹿野正人土木部長が「いまの事業評価方法だと、交通量の少ない地方の道路が建設されない。物流や企業立地などの活性化効果なども含めて総合的に評価してほしい」などと要請した。これに対し、国会