ワープロが全盛だった10年ほど前は、機器を使用しない時にはカバーをかけておくのが一般的だった。機器の利用頻度が高くなった近年は少々事情が異なるが、それでもパソコンやプリンター用のカバーはどこの家電量販店でもコーナーが設けられているし、キーボードにかけたまま文字入力ができるキーボードカバーもすっかり市民権を得た感がある。 とはいえ、これらさまざまな種類のカバーの使われ方は、一昔前とは少々異なってきているようだ。キーボードカバーを例にとると、水やホコリの侵入を防ぐという本来の用途のほかに、キーボード自体の磨耗を防ぐという役割が大きくなってきている。これは、パソコンをいずれ買い替えで手放す際、少しでも高く下取りに出したいというユーザー心理によるものかもしれない。たとえば、ノートパソコンでキー表面の文字が磨り減っていると、1つのキーにつき1,000円程度減額するショップは珍しくないという。ネットオ
小野寺正社長 KDDIは3月14日、定例の社長会見を開き、同社の小野寺正社長が携帯電話市場における国際競争力に関しての見解を述べるとともに、それに関連する形で、総務省が主導となり、業界全体で議論している販売奨励金廃止やSIMロック解除、そしてMVNOに対する考えに言及した。 小野寺氏は冒頭、携帯電話市場の現状について説明し、「携帯電話市場は、他の製品に比べても短期間で普及した背景には、販売奨励金を背景にした低価格で端末が提供できるという仕組みがあったため。また、加入者数の伸びは鈍化しているが、端末の高機能化とサービスの多様化によって、年間5,000万台という高水準で、端末機が販売されている。この多くは機種変更だが、新しい端末を気軽に購入できることが要因」と位置づけた。 また、移動体通信事業者3社の営業収益は1.3%増と横ばいであるのに対して、コンテンツの売上高は1.4倍となっていることを示
一見しただけでは普通の押しピンと区別はつかない 筆者は自宅マンションの壁面に図版や写真、ポスター等を貼り付けることが多い。どうしても普通の押しピンを使用すると、取り外したポスター等の下にたくさんの押しピンの丸い穴跡が残ってしまう。比較的強度の弱い白い石膏ボードなら、簡単な補修材や、時には細くよったティッシュペーパーなどを上手く押し込めば跡形は何とか隠れるモノだが、それもなかなか面倒だ。 そんな不便や面倒をほぼ解決してくれる優れモノの「画鋲」(押しピン)が「ニンジャピン」だ。ニンジャピンの最大の特徴は、ピン先の断面の形状なのだ。ごく普通の押しピンの断面は丸い形状をしており、金属のピン先はほぼ円錐形をしている。そのため、石膏ボードなどの壁面にピンを押し込むイメージは、柔らかい石膏ボード素材を大きく均等に押し広げるように丸い鉄棒が刺さっていく感覚だ。 ニンジャピンは、そのピン先の断面が「<」の形
本連載では、 KDDI総研 の研究員が、ケータイを軸に世界各国の特色や文化の違いを毎月一回のペースでお伝えしていきます。今後にご期待ください。(編集部) ROKR わが国でも「ポケベル語」「顔文字」「ギャル文字」など女子学生を中心としたメール言葉が、その時々に流行ってきたが、アルファベットを使う言語では、母音を省略して書かれるスタイルが広まってきている。英語圏でのメールの表現を例に取ると、たとえば「4u」は「for you」、「u R」は「you are」など、必要最小限の文字で表現しようとするのだ。つまり、「音」で判断せよというわけである。最低限、発音ができて、かつ、少ない文字で表記するためには、おのずから子音とわずかの母音で表記することになる。これは、煩わしい文字入力を短縮して入力するところから来ているのだろうが、いまでは、そうした表現こそが「cool」なのだ。 こうした表記法は、携帯
警視庁は23日、ボーダフォン端末を不正に改造し、販売していた業者の社長ら4人を、商標法や不正競争防止法違反などの疑いで逮捕した。 警視庁の調べによれば、逮捕された4人の容疑者は、ボーダフォンの3G端末で採用されている「U-SIM」カード関連のプログラムを不正改造し、いわゆる「SIMロック」を解除した状態で販売。宅配便などを利用して販売・譲渡を行なっていた。今回の容疑は、不正改造された端末をボーダフォン端末として販売していたことによる、商標権の侵害および不正競争防止法違反のほか、古物営業法の無許可営業なども含まれる。 国内の携帯電話事業者は、自社のSIMカード以外では動作しないように、SIMロックをかけている。この戦略が、端末を購入すると販売店側に事業者側から報奨金を支払われる、いわゆるインセンティブモデルを成り立たせており、販売店側には報奨金が支払われるため、ユーザーに提示する金額を安く設
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