巷のコンセプトカフェは、ご存知メイドカフェに始まり、今ではツンデレカフェや男装カフェ、はたまた執事やメガネ男子、男子校などなど様々あるが、ついには「兄弟カフェ」なるものまで登場した。 場所は池袋、腐女子たちが集う通称『乙女ロード』の程近く。14人兄弟という設定の男子従業員たちが出迎えてくれる。兄が呼び捨てで弟を、弟は兄を「お兄ちゃん」「アニキ」と呼ぶ姿は、まるで本当の兄弟のよう。また各兄弟には、サラリーマンや大学生、Aボーイから売れないジャズミュージシャンなどなど細かなキャラ付けがなされており、今年8月のオープン以来、そのアットホームな雰囲気と”萌え”を求めて訪れる客は後を絶たない。 オーナーの柏木さんは、店を始めたきっかけをこう話す。 「元々は私自身がコンセプトカフェ好きで、結構通っていたんですけど、今あるコンセプトカフェっていうのはギムナジウムとか執事とか高級志向なのが多いんです。予約