Independent Security Evaluators(ISE)の研究者らが、特別に作成されたウェブページを「Apple iPhone」が「Safari」を使って開くときの手法を悪用したエクスプロイトコードを少なくとも2件発表した。脆弱性の正確な詳細については、来週末ネバダ州ラスベガスで開催されるBlack Hatカンファレンスのプレゼンテーションで明らかになる。だが、概要の一部を以下に紹介する。 ISEの研究者Charlie Miller、Jake Honoroff、Joshua Masonの各氏は、Black Hatプレゼンテーションの素案で、「iPhoneには、セキュリティ関連の設計とインプリメンテーションに深刻な問題がある」と指摘し、大半のプロセスが管理者権限で実行される点を指摘した。さらに、iPhoneに搭載されるカスタムOSはアドレスのランダム化も非実行ヒープも採用して