急速に普及が進むスマートフォンやタブレット端末には、PCと同様に脆弱性が存在し、ユーザーがセキュリティリスクに晒される危険がある。脆弱性やその悪用にはどのような傾向があり、ユーザーが取り得る対策は何か、専門家に聞く。 ここ数年、スマートフォンやタブレット端末の普及が急速に進み、年間の出荷台数がPCを超えたともいわれる。こうした機器のソフトウェアにはPCと同じようにさまざまな脆弱性が存在し、ユーザーがセキュリティリスクに晒される危険がある。現状ではどのような危険性が存在するのか。脆弱性研究を手掛けるフォティーンフォティ技術研究所 新技術開発室 室長の村上純一氏と、リサーチ・エンジニアの大居司氏に、iOSとAndroid、Windows Phoneを搭載する機器での傾向や対策を尋ねた。 OS別の危険性 iOSを搭載するiPhoneとiPadは、ユーザーに販売される時点で基本的にAppleによる
![スマートフォンやタブレット端末に潜む脆弱性、危険性と対策は?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/45a773a20682cf77c881442b9adf522f4265c929/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1202%2F16%2Fffr0216.jpg)