カタールW杯で使用された「974競技場」の解体が始まったと各国メディアが報じた。ポルトガルの「レコード」紙は6日、決勝トーナメント1回戦・ブラジル対韓国戦(5日)で今大会の割り当て7試合を終えたため、試合翌日から解体作業を開始。跡地が緑地とレジャーエリアとして活用されるための工事に移ると報じている。同紙によると、スタジアム周囲の隣接するエリアが清掃されたと伝えている。 【写真】コンテナで建設された974スタジアム(別カット3枚) 同競技場は再生可能な鋼材と輸送コンテナを組み合わせて建設されており、大会後には資材をコンテナに格納して別の場所で再利用されることが決まっている。使用されたコンテナ数は974個で、カタールの国際電話の国別コードにもちなんで名づけられた。収容人員は4万人で工事には(推定)3億ユーロ(約431億円)の費用がかかり昨年に完成した。FIFAの認定では初となる資材を別の建物に