流通大手のイオンは、レジでの支払いの手間を省こうと、客がクレジットカードをタッチするだけで決済ができるシステムを新たに導入します。 対応するのは、「VISA」ブランドのタッチ決済の機能を持つカードで、店員がカードを受け取ってデータを読み取る作業がいらないほか、高額の場合を除き、客が暗証番号を入力したりサインを記入したりする必要はなくなります。 すでに海外では普及していて、イオンでは、増加する外国人客の取り込みを図るとともに、従業員のレジでの作業の負担を減らすことにもつながると話しています。 会社では、来年3月からの1年間で、全国の総合スーパーやドラッグストアなど合わせて10万台のレジに導入する計画です。 イオンリテールの岡崎双一社長は「タッチ決済によってレジ待ちの時間が短くなり、より快適に買い物をしていただける」と話していました。 流通各社の間では、スマートフォンで支払いができる決済サービ
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