国内瓶詰大手のコカ・コーラウエスト(CCW、福岡市)と最大手のコカ・コーライーストジャパン(CCEJ、東京)は30日、来年4月に経営統合すると正式に発表した。両社の事業を傘下に置く持ち株会社の名称は「コカ・コーラボトラーズジャパン」とし、本店は福岡市、本社機能は東京都に置く。CCWの吉松民雄社長が持ち株会社の社長に就任する予定。統合によるシナジー効果は3年間で200億円を見込んでいる。 経営統合後の売上高は1兆円規模となり、世界3位の巨大コカ・コーラボトラーが誕生する。また、国内のコカ・コーラブランド製品の販売数量の約86%を占め、販売数量でサントリー食品インターナショナル(東京)を上回り、国内首位になる見通し。 経営統合は株式交換方式で、CCEJ1株に対して、存続会社のCCW株式0・75株を割り当てる。CCEJは来年3月29日に上場廃止となる見通し。 統合の背景にはドラッグストアな