名古屋市中区のある住宅から大量のごみがあふれ、歩道をふさいでいる。近くの小学校は通学路の変更を余儀なくされた。住人の男性(59)は、市から歩道上からすべて撤去するよう行政指導を受けたが従わず、14日現在、状況はほとんど変わっていない。 住宅街の一角にある鉄筋コンクリート3階建ての住宅。周りは高さ1~2・5メートルほどのごみの山。空き缶や段ボール、すのこやスーツケースなどで、前の幅約2メートルの歩道を覆っている。 玄関はごみでふさがれて入れず、男性は外で敷いた段ボールと毛布の上で寝起きしている。取材に対し、「ごみではない。金属は売ればお金になる」「片付けるつもりではいる。捨てられない物もあるので片付けは自分でやりたい」「自分は捨てられない性格」と答えている。 市によると、10年ほど前から… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です