デング熱への感染が相次いでいる問題で、東京都は代々木公園の大半を閉鎖し蚊の駆除を行いましたが、今週、公園内の蚊を採集して調べたところ、依然としてウイルスを持つ蚊が生息していることが分かり、12日改めて駆除を行うことにしています。 東京都は先月28日に代々木公園の1か所で蚊の駆除を行いましたが、その後、公園内でデング熱のウイルスを持つ蚊が見つかったことから、今月4日に公園の大半を閉鎖し、専門家の助言を受けながら蚊の駆除を行いました。 駆除の効果を確認するため、今週、これまでの2倍の20か所で蚊を採集し、都の研究施設で調べたところ、このうち4か所の蚊からウイルスが検出されたということです。 ウイルスを持つ蚊が見つかったのは、前回、駆除が行われなかった公園の東側のエリアが中心だということです。 東京都は依然としてウイルスを持つ蚊が生息していたことから、薬剤をまく方法や範囲などについて改めて専門家