東京 上野動物園はメスのジャイアントパンダ「シンシン」が妊娠している可能性があると発表しました。ただ、妊娠と同じような現象が現れる「偽妊娠」の可能性もあり、動物園は、注意深く観察を続けることにしています。 上野動物園で飼育されているいずれも15歳のジャイアントパンダ、オスの「リーリー」とメスの「シンシン」は、ことし3月に交尾が確認されました。 その後、先月下旬から食欲が落ちたり寝ている時間が増えたりといった妊娠の兆候が現れ始めました。 また、尿の中に含まれるホルモン代謝物の値にも変化がみられていることなどから、4日、妊娠の可能性があると判断したということです。 上野動物園は4日、およそ5か月ぶりに再開しましたが、「シンシン」の展示は中止されています。 動物園によりますと、ジャイアントパンダの妊娠期間には幅があり、いつ出産するかは見通せないということです。 一方で、妊娠と同じような現象が現れ