銀座に移転中の読売新聞東京本社に車で入る巨人軍の渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長)=12日午後、東京・銀座(大里直也撮影)(写真:産経新聞) 巨人のコーチ人事などをめぐり、清武英利球団代表に批判された渡辺恒雄球団会長は12日、反論した。同会長の反論文全文は以下との通り。 □ 去る11月11日の清武巨人軍専務の声明及び記者会見は、事実誤認、表現の不当、許されざる越権行為及び私に対する名誉毀損(きそん)が多々あるので、私の立場から正確な事実を説明します。 私が大王製紙やオリンパスの経営者と並ぶコンプライアンス違反をしているという表現がありますが、両社のケースは巨額の金銭の私物化や経理の不正操作に関する刑事犯罪的事案であって、巨人軍の人事問題とは次元の異なるものです。これを同列に扱うのは、読売新聞社、巨人軍、私個人に対する著しい名誉毀損であって、清武君に謝罪を求めます。 私の一