東京・銀座の百貨店、松屋銀座の食品売り場に、ムーミンの小説などの挿絵をあしらったブルガリのチョコレートが並んでいた。5個入りは税込み6500円と値が張るが、昨年12月に発売した第1弾は120個が完売。デザインが変わった第2弾も好評で、ほぼ完売したという。 この高級チョコは、松屋傘下の専門商社が、ムーミンの著作権を持つムーミンキャラクターズ社(フィンランド)側とライセンス契約を結んだことで実現した。3月上旬にはムーミンのキャラクターを使った虎屋のようかんを売り出す予定だ。松屋の古屋毅彦・専務執行役員は「ムーミンは30~50代の大人の女性に人気が高い。食品以外の商品化も含め、3年ほどで結果を出したい」と話す。 フィンランドの作家トーベ・ヤンソン(1914~2001)が書いたムーミンの小説は、そのストーリーとともに温かみのあるイラストが特徴だ。日本では岸田今日子さんがムーミンの声を担当したテレビ
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