3日午前2時ごろ、兵庫県西宮市久保町にある運送会社の社員寮で「パーンという聞いたことのない音がした」と近隣住民から110番があった。駆け付けた県警西宮署員が、建物1階のシャッターに弾痕のような傷や付近で銃弾とみられる複数の金属片を確認。一部が焦げた新聞紙を詰めた空き瓶も見つかり、県警は建造物損壊容疑などで調べる。 【写真】発砲事件の現場周辺 同署によると、社員寮のシャッターには弾痕のようなへこみが4カ所あったが、穴は開いていなかったという。当時、建物内には複数の社員がいたが、全員無事でけが人はいなかった。 捜査関係者によると、空き瓶には新聞紙が詰められていたが、一部しか焼けた形跡はなかった。投げ込まれた可能性もあるとみられる。社員寮は十数年前まで、現在の特定抗争指定暴力団神戸山口組の傘下組織が事務所として使っていたが、撤退していた。 県内では山口組の分裂による暴力団同士の対立が激化。西宮と
![社員寮で発砲事件、4カ所に“弾痕”かつて組事務所だった 兵庫・西宮(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5030cea8cb326dee73359062c6aab86b3b1dad41/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famd-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20210303-00000003-kobenext-000-21-view.jpg)