現代のライフスタイルの象徴、タワーマンションが、想定外の悩みに陥っています。きっかけは、去年10月の台風19号です。多摩川の近くでタワマンの地下が水につかり、長期間の停電に襲われました。災害に強いことも売りにしてきたタワマンに、襲いかかった「危機」。1年がたった今、各地のタワマンは安全になったのでしょうか? (首都圏局 記者 直井良介) 今、東京 渋谷区のマンション管理士の武居知行さんのもとには、都内のタワマンからの相談が急激に増加しています。 増えているのは「水害対策」について。 事務所で契約する都内や埼玉のおよそ50のマンションのほとんどから、相談がきているというのです。 きっかけは、台風19号で発生した川崎市の武蔵小杉、通称「ムサコ」の被害です。タワマンの象徴ともされた街、武蔵小杉のタワーマンションは大雨で浸水し、全館が停電し、復旧にも時間がかかりました。 多くの“タワマン民”が「次
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