![製造委託先から訴えられた「空調服」はいかにして自社商品を守ったか | 竹内謙礼の一筆啓上](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ca3005b3746d3af6ab748fc72b07a89ef078156c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnetshop.impress.co.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fstyles%2F1200x630%2Fpublic%2Fimages%2Farticle%2F2017%2Ftakeuchi%2F2019%2Ft14-ogp.jpg%3Fitok%3DuiIfbsqV)
伊藤さん 「オナニーの未来が、やってきた」――1人の女子大生がたまたま手に取った小冊子にはこう書かれていた。女子大生はこの言葉に心を射抜かれ、小冊子を作った企業へ入社することを決意する。何を隠そう、男性用アダルトグッズ「TENGA」シリーズの製造販売元である。 女子大生の名前は伊藤しずかさん。入社したのは4年前のこと。現在は同社の広報担当として、女性の目線でTENGAを世に広めている。かばんには、手の平サイズの「TENGA EGG」を常に潜ませ、男性に配る機会をうかがっている。 「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」――同社のミッションは明確だ。いやらしい、怪しいといったイメージが先行しがちなアダルトグッズに革命を起こすために存在している。伊藤さんは、そんな大いなる夢と使命を背負う戦士。それも8人しかいない女性戦士の1人である。 それは「快感のオブジェ」 TENGAのコンセプト
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