◇フェイスブックなどにも裁判官や調停員について 23日午前11時40分ごろ、宇都宮市本丸町の宇都宮城址(じょうし)公園で自殺したとされる栗原敏勝・元自衛官(72)は、本人のアカウントとみられるツイッターやフェイスブックなどに、宇都宮家庭裁判所の裁判官や調停員に対する批判をたびたび書き込んでいた。 退官後に娘が精神障害者となったことがきっかけで、妻と不仲になった末にドメスティックバイオレンス(DV)を理由に民事訴訟を起こされ、敗訴した経緯も記していた。人生を悲観していた様子がうかがえる。 1カ月前には、動画サイトに「判決は全て敗訴、到底承服できない」「DVは、男性の意見は聞きません。全く信用されません」と投稿。今年3月にはフェイスブックに「債権差し押さえ命令で老後を生きる生活資金1500万円を既に没収されました」「子、妻から斬殺殺害され人生を終えた方が幸せだと思う今日この頃である」など