20日午後9時50分頃、奈良県御所市城山台の国道24号脇の歩道で、男性が顔から血を流して倒れているのを通行人が見つけ、110番。 そばの車道には、あおむけに近い姿勢で乗る「リカンベント」型と呼ばれる自転車が倒れていた。男性は病院に運ばれ、約1時間後に死亡が確認された。 県警高田署の発表では、大阪府守口市の漫画家小路啓之さん(46)。現場は長い下り坂を終えた平らな場所で、自転車に接触したような痕がないため、同署は、スピードの出し過ぎで転倒した可能性があるとみている。小路さんは家族に「和歌山県にサイクリングに行く」と伝えていたという。