大リーグ・マーリンズのイチロー外野手(42)=本名・鈴木一朗=は15日(日本時間16日)、米カリフォルニア州サンディエゴのパドレス戦で、日米通算の安打数を4257本(日本1278本、米国2979本)とし、参考記録ながら、ピート・ローズ(主にレッズ)の持つ大リーグ歴代最多4256安打を抜いた。イチローは今季の残り試合で、日本選手初、大リーグで過去29人しか達成していないメジャー通算3千安打を目指す。 まだ見ぬ数字へ 終わりなき旅 数々の打撃の金字塔を打ち立ててきたイチローは、自らの安打を「作品」と表現することがある。 42歳になってもなお、修行僧のように自分を追い込む。日々の準備は、時計が埋め込まれているかのような同じリズムで進む。そうした努力の結晶が、形となって表れるのが安打だからだ。「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」 その数が多いほど力になる。「ヒットはい
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