岐阜県郡上市の東海北陸道で25日、橋脚の高さ日本一(125メートル)の「鷲見橋」が報道機関に公開された。これまでの日本一も1999年完成の鷲見橋の2車線部分(118メートル)で、4車線化に向け8月に完成した新たな橋脚が記録を更新した。2018年度の供用開始後は下り線となる。 現在は、橋脚3基の上部に長さ459メートルの本体部分を造る工事が進んでいる。橋の下には宿泊施設もあることから、中日本高速道路は「石ころ一つも落とせない」(広報担当者)と注意を払ってきたという。 東海北陸道は2008年に全線開通。白鳥インターチェンジ(郡上市)と小矢部砺波ジャンクション(富山県砺波市)間は2車線で供用されている。(山岸玲)