水戸市が発祥の地とされる白と黒の石を使ったボードゲーム「オセロ」の世界大会が2日から、水戸市で始まりました。 大会には、去年の世界チャンピオンの高梨悠介さんなど日本人5人をはじめ、世界30の国と地域から80人余りが参加し、2日から予選が行われています。対局は、1人につき延べ30分の持ち時間で行われ、参加者たちは一手ごとに慎重に石を並べていました。大会に出場した神奈川県の三屋伸明さんは「オセロは相手の裏を読んでいくところがおもしろいです。記念すべき水戸での開催ということで、優勝を目指して頑張ります」と話していました。 日本オセロ連盟の専務理事の工藤浩由さんは「オセロは発案者であり、日本オセロ連盟の会長だった長谷川さんの努力によって世界的なゲームになりました。発祥の土地、水戸での大会は特別な思いで臨んでます」と話していました。大会は4日、決勝が行われ、ことしの世界チャンピオンが決まります。