地方や郊外にあるデパートは、人口減少に加え専門店やネット通販などとの競争の激化によって全国で閉店が相次いでいます。こうした中、神奈川県横須賀市のデパートは、去年、閉店を発表しましたが、地元の利用客から存続を求める声が相次いだことを受け、従業員の数や店の規模を縮小するなどして営業を再開しました。 横須賀市にあるデパートの「さいか屋」は、明治5年(1872年)に前身となる呉服屋が創業。昭和3年(1928年)には今のデパートの業態に変わり、神奈川県内に3店舗を構えています。 しかし、人口減少に加え、衣料品などの専門店やネット通販との競争が激しくなる中で、4年連続で赤字になるなど業績の悪化が続きました。 去年2月期の売り上げは、ピークだったおよそ20年前の5分の1にまで減少し、会社は去年5月、横須賀店の閉店を発表しました。 しかし、発表のあと、なじみの客などから「存続してほしい」といった声が相次い
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