ズワイガニの漁獲量日本一を誇る鳥取県岩美(いわみ)町の町立岩美中学校で30日、3年生97人の給食に脱皮したばかりの雄「若松葉がに」が1人1杯ずつ出された。 町内の子どもたちに地元の特産品を味わってもらおうと、町が前年の雌(親がに)に続いて企画。調理に手間がかかるため、卒業間近の3年生に限定した。 蒸したカニは体長約50センチ。地元では1杯500円程度から買える。「週に1度は食べる」と慣れた手つきの生徒もいて、食べ方を教え合いながら味わった。
【下野】国分寺中2年5組が20日、クラス33人全員で「年間給食完食」を達成した。全員で助け合いながら残飯をなくし、食の大切さを学んだ。古口紀夫市教育長は「素晴らしい、聞いた事がない。クラスのまとまりがある証でしょう」と話している。 担任の小村敬俊教諭(32)は前任の小山・城南中時代に、食の大切さを訴え、給食を熱心に指導している先輩に感動したという。その時に「体調が悪く食欲がない子の分は、他の生徒が補って残飯を出さない『クラス完食』」を目標としたという。 2年生のクラスだったが、190日の給食のうち、完食は159日止まり。「風邪で欠席者が多く出る冬場が難しい」という。しかし、国分寺中に転任となった2011年に担任の「2年2組」で達成、昨年度も「3年3組」で達成した。 小村教諭は「食べなさい。お前のせいで記録が駄目になる、では続かない。苦手な食べ物でも半分は食べよう。残りは食べてもらおうという
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