「島原の乱」の犠牲者を追悼するために作られた高さ10メートルの木彫りマリア像の寄贈を、長崎県南島原市が拒否した。「政教分離に反するという市民らの声がある」というのが理由。8月25日、産経ニュースなどが報じた。 巨大マリア像は、神奈川県藤沢市在住の彫刻家、親松英治(おやまつ・えいじ)さん(81)が構想から34年、材料費だけで1500万円の私費を投じて制作した。高さ約9.5メートル、幅約2.5メートルの大作。樹齢200〜300年ほどのクスノキを、輪切りにし積み重ねていく独自の方法で作られている。
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