昨シーズン前、水原三星から川崎フロンターレに移籍し、Jリーグ1年目にして29試合に出場して文字通りチームの守護神として活躍するチョン・ソンリョン。韓国代表として2度のワールドカップとオリンピック、さらに城南一和時代にはACL優勝も経験している。 ACL準々決勝の浦和レッズ戦を8月23日に控え、いまだタイトルのない川崎にとって重要なポジションを担っているが、すでに彼がKリーグとは一味違う日本のパスサッカーに馴染んでいることは前回紹介したとおりだ。 Jは選手の側からファンに歩み寄るただ、彼はサッカーだけでなく、Jリーグのシステムや文化にも好感を持っている。 「Jリーグでのプレー経験のある選手にも話を聞いていて、もともと日本には良い印象を持っていました。ファンも温かいし、サッカー環境も整っていると。実際に来てみると、その通りでしたね」 特に印象深いのは、ファンとの交流だという。 「Kリーグと比べ