京都アニメーション版のCLANNADにおいては、『背中』が非常に印象深かったです。最後が『背中』だったこと、これが本当、色々あって、どうしようもなく素晴らしいことに思えました。『背中』の印象深さ、これは原作においてもそうですね。パッケージ裏、あるいは公式サイトであった、あの、坂道を朋也と渚ふたりが並んで歩いていく絵。 アニメですと、これ。「俺たちは登り始める。この長い、長い、坂道を」。第一話以外にも、回想という形で幾度か登場していました。 『背中』の絵が示唆するもの。 実は、第一期「CLANNAD」の最後の絵(番外編「夏休みの出来事」最後の絵)も、第二期「CLANNAD AFTER STORY」の最後の絵(番外編「一年前の出来事」)も、『背中』の絵でした。 最後が、目に見える最後が、わたしたちがCLANNADに触れるラストが、『背中』であるということ。これが何を示唆するか。 作品に照らして