NEWS BLOG BOOKS 機能の写像 カーボン・アスリート デザインの骨格 COPYRIGHT © LEADING EDGE DESIGN All rights reserved.
デザイナーという生き方 身の回りにあるデザイン…それは、いつも「機能」と「美」のバランスを求めながら日々進化している。工業デザイナーという生き方を選択した山中俊治さん(Leading Edge Design代表)は、いままでにsuicaのタッチパネルや身障者のためのキーボードづくりなどで「使いやすく」、「美しい」デザインを作ってきたが、山中さん自身はこれまでの人生をどうデザインしてきたのだろうか。 1. デザインとの出会い | 2. デザイナーという生き方 絵を描くことが好きだった 昔から絵を描くことは好きでした。工作も好きでしたね。凧揚げのたこを作ったり、紙飛行機を作ったりしていました。おもちゃを作る本、『日常の科学』の類の本も大好きでしたね。ある時、ブーメランを本に書いてある通りに作って、うまく完成したところで、もっと大きいブーメランを作ればもっと飛ぶんじゃないかと思って、ベニ
コクヨデザインアワード2007の告知に当たって、私は雑誌のインタビューで「作品を見て頭を抱え込んでしまうような」 応募を期待しますと発言しました。今回、グランプリの「紙キレ」には本当に頭を抱えたことを正直に告白します。過去2回、私が審査員として関わってきた本コンペのテーマは「奥行き」「素」という佐藤卓氏による大変美しい日本語でした。今回、審査員長を仰せつかり、あえて「融通のきくもの」というあまり詩的とは言えないテーマを設定した背景には、是非、受賞作品を商品化につなげたいという思いがありました。それがカドケシなどのヒット商品を輩出してきたコクヨ・コンペのアイデンティティだと思ったからです。さて、くだんの「紙キレ」は、文句なく美しくかつ実用的な提案です。にもかかわらず私を悩ませたのは、提案がほとんど素材開発であるため簡単には実現できないからです。それでも激論の末にこれをグランプリとしました。デ
山中俊治(審査員長/デザイナー) LEADING EDGE DESIGN代表 この結果が発表される頃には、2007年コクヨデザインアワードのグランプリに輝いた「カミキレ」の商品化が発表されているはずである。コンペ入賞作品の商品化を第1の目標として応募を呼びかけてきた身としては、肩の荷が下りるような快事である。心からそのデザーナー達を祝福したい。/さて、2008年度はどうであったろうか。本年度提出された作品群を総じて、質そのものは昨年よりもいいのではないかという審査員の感想もあった。この点については私も同意したい。実際、本年度の応募作品は、商品化の可能性も高い。にもかかわらずグランプリ作品が該当無しとなったのは、「炭素」というテーマに真正面から取り組んで、鮮やかに未来を写し込むような力強い作品はなかった、という一点に尽きる。 佐藤オオキ(デザイナー) nendo代表 デザインには流行が
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