北朝鮮により拉致された横田めぐみさんの父・横田滋さんが6月5日に老衰のため亡くなった。 多くのひとが拉致被害者全員奪還への決意を新たにした一方で、これまで奪還に消極的だった政治家や北朝鮮批判をタブーとしてきたメディアへの怒りが再燃している。愛する子供を北朝鮮に奪われたまま亡くなった方々の無念を考えれば当然の怒りである。 特に社民党は、拉致被害者の悲痛な訴えに答えようともせず、2002年の小泉訪朝で金正日が拉致を認め謝罪するまで延々と北朝鮮を擁護していただけに、その怒りの矛先となっている。無論、筆者も社民党を絶対に許すことはできず、説明責任を果たさない福島瑞穂議員や辻元清美議員への憤りは強い。 しかし、その社民党を批判するにあたって事実に基づかないデマは辻元氏や福島氏に利する行為であり、逆に被害者のポジションを与える愚行である。自称・政治ニュースサイトの「政治知新」などは、そのデマ攻撃の最た