立憲民主党の福山哲郎幹事長は9日の会見で、新型コロナの第2波が警戒される大阪で行われた黒人差別に反対する大規模デモに、同党の石垣のりこ参院議員が参加した件について問われ「処分は検討していない」と不問に付す考えを示した。また、この発言中に幹事長の携帯に着信があり、慌てて席を外して記者らが5分間も待たされる場面があった。 一部議員に頭の上がらない弱腰執行部 デモの参加自体は問題ではないが、新型コロナの第2波が警戒される大阪に国会議員が県をまたいで移動したことは党として注意をしなければならないだろう。ネット上では、宮城県連には抗議の電話をしたことを明かした人もいる。 緊急事態宣言も解除され、各国会議員は地元と東京を行き来するようになっているが、石垣氏は宮城県選挙区であり大阪は地元ではない。これを党が事前に把握せず、事後に報告を受けても何の処分も無いというのは甘すぎる。 立憲民主党では高井崇志議員