北方四島の「ビザなし交流」の訪問団に参加した丸山穂高衆院議員が、酒に酔い元・島民の男性に「戦争で島を取り返すことには賛成か反対か」「戦争しないとどうしようもなくないか」と問い質した問題で、日本維新の会は14日、同議員を除名処分とすることを決定した。 これに対し、ネットの保守層を中心に「丸山議員の発言は正しい」「言論の自由は?」「無断で録音した記者が悪い」と擁護する声が上がっている。 しかし、これらの擁護のほとんどが事実関係を確認しないままに発せられたものである。その中で最も事実とかけ離れているのが「無断録音された」という意見だ。テレビ朝日の報道によると、記者が元・島民に食事会の席での取材を約束しており、その場で取材録音をしている最中に丸山議員が乱入する形で島民に絡んでいるのだ。しかも記者が取材中であることを告げた際に丸山議員は「じゃあそれを撮ってください」と逆に撮影を求めているのだ。 この