10日の衆参両院の予算委員会で、参考人招致された柳瀬唯夫元首相秘書官が、加計学園関係者と首相官邸で面会していたことを認めた。一日に多数の人間と会っており記憶には無いとし、これまでの「記憶の限り会っていない」という過去の答弁との整合性は保つ形となった。 柳瀬氏は落ち着いた様子でそつない答弁をこなしており、焦点であった「首相案件」も否定。今回も野党の追及は不発に終わったわけだが、これにイライラが爆発したのが柿沢未途議員。 「作られたストーリーに決まってる」「嘘をつきまくった」「国会を殺すような行為」 答弁そつなく、って、こんなの作られたストーリーに決まってるじゃないか。 白々しい嘘をつきまくったあげく、「調整」を経て、部分的に戻ってきた「記憶」。人を馬鹿にするのもいい加減にした方がいい。国民だってみんな分かっている。 国会を殺すような行為を政府与党を挙げてやっている。大きな禍根を残すだろう。