慶應義塾大学SFC研究所、インテック、ジュピターテレコム、ブロードバンドタワー、ワイドリサーチの5者は11月20日、地域WiMAXを利用したサービスを展開する新会社を共同で設立すると発表した。通信機器メーカーやサービス事業者などと共同で、地域WiMAXを使った新たなビジネスの創出を目指す。 新会社の名称は湘南オープンワイヤレスプラットフォーム合同会社(仮)。資本金は9300万円で、インテック、ジュピターテレコム、ブロードバンドタワーがそれぞれ32.3%、ワイドリサーチが3.2%を出資する。設立予定は12月で、慶応義塾大学環境情報学部教授の中村修氏が技術顧問にあたる。 地域WiMAXとは、固定用地域バンドとして割り当てられた2.5GHz帯を使う無線通信技術。デジタルデバイドの解消や地域サービスの向上などを目的としており、現在全国で40以上の企業などが免許または予備免許を交付されている。 新会