ユニクロを展開しているファーストリテイリング、コンビニエンスストアのローソン、ネット通販の楽天が、2011年度の新卒採用で5~2割を、アジアを中心とする外国人にする方向で検討していることが6日、分かった。関連記事採用ボーダーレス時代 能力重視 新興…ユニクロ、誕生感謝祭を実施 28日か…記事本文の続き 内需不振が続く中、日本企業はアジア市場攻略を強化。その中でもこの3社は人事対策を加速させ、アジア各国の学生のほか、日本に留学している大学生などを対象に採用作業を進め、将来、アジア事業を指揮する幹部として登用することを視野に入れている。 3社のほかでは、パナソニックも外国人採用に積極的。11年度は、中途なども含めアジア出身者などの外国人を、10年度比5割増の約1100人採用する計画。採用全体に占める外国人比率は約8割に上る見込みだ。