編集部から「ポストコロナ社会を見通したとき、君たちの実践が、ひとつのモデルになりうるだろう」と言われ、渋々自分たちのやってきたことを整理してみたいと思う。 ただし、ぼくらはなんちゃってワーカーズコープだし、たまたま仕事を失わず、露頭に迷うような状況に追い込まれずに済んでいるだけだ。なんとかやっていける幸運な状況に感謝しながら、報告する。 昨年10月、北摂ワーカーズは、労働者協同組合としての実践を本格的に始動した。①定款と規約に、働いている者同士の公平や平等、自主性を原則に盛り込み、②報酬の配分や役割分担、その他細かいことでも自分たちの納得いくように議論しながら運営をしている。 当初メンバーである20~30代の若者5人に、コロナで失業した知人も加わり、6人の組合員は、よつ葉ホームデリバリーでの配送や引っ越し・不用品処分などの便利仕事、HPの作成に加えて、植木仕事、大工仕事など、地域の暮らしの
![若者による労働者協同組合結成/市場に潰されない充実した人生を/北摂ワーカーズ 木澤寛治|人民新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c0b79a60146117a4bc7593c9843d9f93aec9a544/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F9674201%2Fprofile_c0b8012e3a1402804a4564c7fdb5718c.png%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)