![『決断力』羽生 善治(角川書店)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c5af9757b02bdc89a1ab07db1b1bc1ebb64180e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51wJmoykwcL._SL500_.jpg)
八丈島にきた。光るキノコが生えているというのだ。 電気も使わずに植物が光るというのがよくわからない。光るというハイテクなイメージと、キノコの原始的で粘着質なイメージが似合ってない。すこしエロティックだと思う(少なくとも僕は)。 梅雨まっさかりの6月下旬、光るキノコがハイシーズンだという。いてもたってもいられず、八丈島にやってきた。(text by 林 雄司) 八丈島の印象 八丈島は羽田から飛行機で45分。いちど大島に行ったことがあるが、大島とは景色が違う。緑の密度が違うのだ。 なんというか、葉っぱの輪郭がくっきりしているような気がする。一枚一枚の葉っぱが「葉っぱ!葉っぱ!」と自己主張をしている。シダ植物が多い。 たしかにここならキノコが光っているかもしれない。 これがスローライフってものか 八丈島きのこ研究会の市野さんにお話を聞いた。今回の光るキノコのガイドをつとめてくれる。まずは基本的な
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