スマイリーキクチ中傷被害事件(スマイリーキクチちゅうしょうひがいじけん)は、お笑いタレントのスマイリーキクチ(本名・菊池聡)が「女子高生コンクリート詰め殺人事件」(以下、殺人事件)の実行犯であるなどとする誹謗中傷被害を長期間にわたって受けた事件である[注釈 3]。 インターネットにおいて、1人の人間に誹謗中傷を行ったとされた複数の被疑者が一斉摘発された日本で初めての事件であると同時に[2]、被害者が一般人ではなく有名なタレントであったことなどから全国紙やニュース番組でも大きく報道された[2][3][4][5]。 経緯[編集] 事件の始まり[編集] スマイリーキクチ(以下、キクチ)が「2ちゃんねる」(現・5ちゃんねる)などの電子掲示板を中心にインターネット上で中傷され始めたのは1999年春あたりからであった[6][7]。 その中傷の内容は「キクチが過去に殺人事件に関与している、あるいはその犯