「水道水はおいしくない」と、ペットボトルのミネラルウォーターばかりを飲んでいる人もいるかと思います。 東京都は、水処理施設を改良するなど25年かけて、この秋、ミネラルウォーターにも負けない、おいしい水道水を都内のほぼ全域に供給できるようにしました。 しかし、これまでの「おいしくない」という先入観を払拭(ふっしょく)するのは簡単ではないようで、今月中旬からは、全国でも珍しい取り組みを始めることになりました。 “水道水離れ”は全国の自治体共通の悩みで、都の取り組みに注目しています。 ネット報道部の松田透記者がお伝えします。 都によりますと、昭和40年代以降、江戸川などの水質悪化に伴って“かび臭さ”を訴える苦情が多く寄せられたということです。 このため、都は、川の水がきれいな多摩地区の一部を除く5か所の浄水場に、順次、「高度浄水処理施設」を導入していき、25年かかって、ことし10月から
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