ノーベル平和賞って、今まではその“余りに単細胞な世界観”ゆえにイマイチ関心がもてませんでしたが、今回のオバマ大統領の受賞に関しては非常に深い、巧みな意図を感じました。 オバマ大統領は予想者リストにも入っていなかったらしく、アメリカのジャーナリストも慌て気味にそのニュースを伝えています。 核のない世界に言及したり、グアンタナモ基地の収容所閉鎖を決めたり、またイスラム世界にむけて行った演説などが評価されたと言われていますが、 実際にはまだ何も達成していないオバマ氏への授与に関して「早すぎでは?」という意見もあるようです。 が、本質を見失ってはいけません。 今回のオバマ氏の受賞にはふたつの大きな意味があるのです。 意味1)ブッシュへの嫌み 本来は、ブッシュ前大統領に「ノーベル紛争賞」か「ノーベル“テロとの戦い”迷惑千万賞」を与えたい、というのが世界の本音です。 しかし残念ながらそんな賞はありませ
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