米カリフォルニア(California)州の量販店で、買い物客が支払いを済ませる間にレジ袋に商品を入れる従業員(2012年9月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Robyn Beck 【11月21日 AFP】カナダのトロント(Toronto)ではレジ袋禁止条例案がスピード可決され、カナダ・プラスチック袋協会(Canada Plastic Bag Association)は20日、条例案に反対して市当局を相手取り、訴訟を起こした。先週も別の団体が訴訟を起こしたばかりだった。 カナダ・プラスチック袋協会は「(協会員は)トロント市内でのプラスチック袋の製造、供給、配送、販売で相当な経済的利益を上げており、業界全体も個々の企業も条例制定により大打撃を受ける」と述べている。 また、レジ袋禁止条例案が公共の合意を伴わず、市当局者による調査も行われずに、こっそりと可決されたとする批判もあがっている。