そろそろ“賞味期限”が切れそうになっている。北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手のことだ。12月3日、札幌市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季2800万円から300万円ダウンの2500万円でサイン。今季は右肩間接唇損傷(みぎかたかんせつしんそんしょう)からの再起を図って開幕ローテーション入りしたものの、先発した2試合で防御率7.36と結果を残せずに二軍に降格。出だしからつまずいたが、約3か月後の7月31日・ロッテ戦で785日ぶりの白星を挙げた。とはいえ、一軍での登板試合数は結局6試合で2勝1敗、防御率4.85とお世辞にも誉められた内容ではなかった。 【他の画像】 そんな斎藤には「この成績でよく2500万円ももらえるな」という冷ややかな声も方々から耳にする。それでも本人はどこ吹く風で契約更改後も「2勝しかできなかったんですが去年は0勝だったんで、それに比べたら方向性というのは示せたん