中国・臥龍にあるパンダ保護研究センターで、木のてっぺんに登ったジャイアントパンダ(2007年2月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIU Jin 【3月16日 AFP】中国北西部・甘粛(Gansu)省で、野生のジャイアントパンダに襲われたのは自治体の責任だとして地元当局を訴えていた男性に、52万元(約1000万円)の賠償金が支払われることになった。 現地紙・蘭州晚報(Lanzhou Evening News)によると、関全志(Guan Quanzhi)さんがパンダに襲われたのは昨年3月。甘粛省・隴南(Longnan)市の李子ハ(Liziba)村で、地元当局の職員らが村内に迷い込んだ野生のパンダを捕獲しようとしていたところ、このパンダが関さんの所有地に逃げ込んだという。 「泥だらけのパンダが目の前に飛び出してきた」と、関さんは同紙に語っている。足にかみつかれ、居合わせた村民の1人がとっさに